統合医療と予防医学について その18 糖尿病と食生活 [統合医療]

 

おはようございます。

さて、今回の話は統合医療と予防医学について、その18です。

糖尿病と食生活

予防医学には、二つの効能効果があります。
健康なからだをつくって未然に病気を防ぐことがそのひとつです。
もうひとつは、万が一病気になってしまっても
早期に適切な治療をすることでそれ以上悪化させないようにすることです。

糖尿病の食事療法などは、
予防医学の分類では後者にあたります。

糖尿病の人は、
すい臓から分泌されるインスリンが少なかったり、働きが弱かったりするため、
食べ過ぎによってブドウ糖が増加し過ぎると
処理しきれず、血糖値があがってしまいます。

糖尿病や高血糖で血糖値をコントロールする必要がある人は、
食べ過ぎをやめて摂取エネルギーを抑えることが大切です。
摂取エネルギーを抑えると言っても、
甘いものはダメとか、主食のご飯がダメというわけではありません。

基本的に食べてはいけないものが決まっているわけではなく、
量と栄養バランスに注意をすればよいのです。
食事を考える際には、食品交換表を利用するように病院では指導します。

食品交換表は、主な栄養成分によって食品をグループ分けしてあるため、
まんべんなく栄養を摂るための参考になります。
また、80kcalを1単位として表示してあり、
カロリー計算もしやすくなります。

食塩の摂取を抑えると血圧が下がることは一般的で、
高血圧治療では欠かせませんが、糖尿でも血圧をコントロールできると、
脳卒中や心筋梗塞のリスクが低下し、腎機能の低下も抑えられ
効果的です。

血糖値の急上昇を抑え、すい臓の負担を軽減するには、
1日3食を規則正しい時間に摂ることが大切です。
インスリン分泌のリズムを乱さないよう、
食事を抜いたり、まとめ食べはやめるようにしましょう。
また、食物繊維も血糖値をコントロールするのに有効です。
食物繊維は消化に時間がかかるので、
血糖値の上昇がゆるやかになります。



東日本大震災が起きてちょうど一カ月です。
地震の記憶が薄らぐとともに
節電や買い控えといった行動もつい忘れがちです。
被災地では苦しい避難生活を送っている方が
まだ大勢います。
これからも日本人が一致団結して
「頑張れ、ニッポン!」
日本を再生させましょう。

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